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ドッキドキ、交渉&賃貸契約

契約のダンドリをチェック
さあ、下見は終わった。入居する「あこがれ」の部屋が見つかれば、キンチョーの契約です。まずは、契約までの流れを把握しよう。

1、申し込み→2、入居審査→3、審査結果連絡・契約日決定→4、契約
以上の4段階だ。イメージできたかな。この期間は短くて5日間くらい〜長くて2週間だ。
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最初は入居の申し込みだ
申し込みを決めたら、不動産屋さんに「入居申込書」の提出だ。書式は不動産屋さんによって異なるが、記入した用紙は入居審査の資料だ。ていねいに書こう。
注意して欲しいのは、「入居申込書」は入居を希望する、という書類なので「賃貸借契約書」ではない、ということ。契約は入居審査の後だ。 そして、ここでの確認ポイントは
  □申込金が必要かどうか
  □今後のスケジュール
  □連帯保証人の立ち会いが必要かどうか
  □契約時に必要な書類は何か
  □契約時に必要なお金はいくらか
  □入居日はいつか
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入居の契約・事前に必要なモノ
契約の際には、いろいろなものが必要だ。直前になって「アッ、忘れた」ということがないよう、事前にチェックしておこう。
□ 連帯保証人承諾書
□ 自分の印鑑と保証人の印鑑(実印と印鑑証明書)
□ 自分の住民票
□ 身分証明書(学生証・運転免許証・健康保健証等)
□ 進学先の合格通知書(必要な場合もある。確認しておこう)
□ 銀行口座預金通帳と届け出印
(家賃振り込みが銀行からの自動振替の場合に必要)
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入居審査は面接とは違うけど
入居申込書を提出すると、その希望者を入居させるかどうかを決めます。大家さんや不動産屋さんにとって、大事な財産であるマンションやアパートを他人に貸すわけだから、きちんと滞納なく家賃を払ってくれるかどうか。そして、生活上のルールを守り大切に部屋を使ってくれるか、他の居住者とのトラブルを起こさないかどうかを考えるのは当然のことだろう。
だから、不動産屋さん訪問時の服装や態度、入居申込書の中身などは、きちんとしていて損はない。
入居審査にかかる時間は早ければ2日〜3日、遅くても10日前後には結果 が出て契約となる。決まったら契約まではあまり日をおかないものだから、申し込んだ時点で契約に必要な書類やお金の手配を始めておこう。
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入居の契約・当日必要なモノ
「事前に必要なモノ」以外に必要なのは、お金だ。通常は、家賃6万円の場合だと、
敷金2カ月/礼金2カ月/仲介手数料1カ月/前家賃1カ月の月家賃6カ月分×6万円で合計36万円
となる。(上記のケースはあくまで例。最近では敷金・礼金が1カ月やゼロという物件もある。)
大金を持つのが不安な人は、契約直前に不動産屋さん近くの銀行や郵便局からお金を引き出すなどの自衛策をとろう。
用意した書類も、もう一度見直して抜けがないかチェック。この他に、書きやすいボールペンや電卓などがあるといい。
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学生の場合は親御さんが契約者だ
キミたち学生が入居する場合は契約者は親などの保護者になる。必要書類は親の名前や記入が必要。さらに進学先の合格通知書や学生証などが必要な場合もある。親が首都圏以外の地域に居住しているなら、書類のやりとりは郵送でOKという会社が大半。ただ、一度は来社して欲しいと言う会社もあるので、あらかじめ聞いておこう。
また、契約者は本人でも連帯保証人が必要。親、もしくは東京の親戚に頼もう。
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契約本番、重要事項説明書をチェック
まず始めに重要事項説明書について説明がある。不動産屋さんは、重要事項説明書をキミに交付する際に、その内容を入居者に読んで説明する義務があります。これは契約書ではないが、物件の内容、契約の内容について重要な書類。
この説明は、顔写真入りの資格証を持つ宅地建物取引主任者でなければならない。 もし内容に分からない点や言葉があったら恥ずかしがらずに質問しよう。納得したら署名・捺印をする。
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賃貸借契約書、チェック事項
賃貸借契約書のチェック事項をまとめた。順にチェックしよう。
□ 家賃の金額・支払い方法
□ 家賃の値上げ
□ 更新料
□ 禁止事項
□ 同居人の追加
□ 修繕費を誰が負担するか
□ 契約期間の始まる日
□ 契約の解除
□ 解約の方法
□ 敷金がどのくらい戻ってくるか
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賃貸借契約書に判を押す
賃貸借契約書にじっくり目を通すのは最低限の常識。すぐに署名・押印するのではなく、納得するまで、じっくり読むこと。ここでも分からない点や言葉があったら恥ずかしがらずに質問しよう。
納得したら、この契約書にキミと保証人の署名・捺印、家主の署名・捺印をすることになる。数カ所に署名・捺印があるので、焦らずにゆっくりやろう。
どうしても不安がある人は、親戚や親の同伴で行ったほうが良い。初めての重要な契約、万全の体制で臨むのは、恥ずかしいことではないぞ。但し、同伴者任せにせず内容についてしっかり理解しながら進めること。契約する部屋に住むのはキミなのだから。
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必要な費用を払う
契約通りの金額を支払おう。礼金、敷金、前家賃は大家さんに、仲介手数料は不動産屋さんに支払う。仲介手数料は別に消費税がつくゾ。前家賃がきちんと日割り計算されているか確認を忘れずに。
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契約書、領収書、鍵などをもらう
さあ、終わりも近い。もうひと頑張りだ。 契約書は「賃貸人(大家さん)」と「賃借人(キミ)」の2通が出来たはず。1通はキミ。もう1通は大家さんが保管。紛失しないように気をつけよう。
領収書には礼金、前家賃の明細を書いてもらい、敷金の預かり証(退去時に返還されるため)、契約書1部、部屋の鍵を受け取って契約は終了。鍵の受け取り証が必要な場合もある。
火災保険などの契約がある場合にも、要領は同じだ。じっくり読んで納得して、署名・捺印、費用の支払い、領収書・契約書の受け取りを行おう。
おめでとう、これで、あの部屋の住人はキミだ。
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